全国的にブームとなっている廃校リノベーション。
鳥取県でも、昭和レトロな校舎を活用したカフェや図書館、陶芸体験施設など、地域の新たな交流拠点として再生する動きが広がっています。
本記事では、鳥取県内で話題の廃校活用スポットとそのストーリーを、県外の先進事例も参考にしながらご紹介します。
1. 隼Lab.(八頭町)

旧隼小学校がコミュニティ複合施設に大変身
- ストーリー
2017年3月に閉校となった八頭町立隼小学校は、地域・企業・行政が連携し、同年12月「隼Lab.」としてリノベーションオープン。 - 施設概要
- 1階:地域食材を使ったカフェ、コミュニティスペース、ショップ
- 2・3階:シェアオフィス、コワーキングスペース、シェアライブラリー「渡り鳥文庫」 - 昭和レトロの魅力
- 元図書室を活かしたカーペット敷きの読書空間や、校庭を望むテラス席
- 懐かしい学校の雰囲気を残しつつ、現代的な快適さをプラス - 地域との関わり
- 地域住民も使える多目的スペース
- 民間主導による持続可能な運営体制 - 利用方法
- カフェでランチやコーヒーを楽しみながら、図書室で読書や仕事もOK
2. 智頭町「ひとつなぎ」

廃校を活用したコミュニティスペース
- ストーリー
智頭町那岐地区の公民館2階にある「ひとつなぎ」は、かつての学校施設を活かした地域の交流拠点。 - 施設概要
- コミュニティスペース、イベント開催、地域住民の憩いの場 - 昭和レトロの魅力
- 懐かしい教室の雰囲気を活かした空間で、地域のつながりを育む - 利用方法
- 地元住民は無料で利用可能。ワークショップやイベントも随時開催
3. 旧誠道小学校(境港市)

サッカーアカデミー拠点へリノベーション
- ストーリー
境港市の旧誠道小学校は、Jリーグ「ガイナーレ鳥取」のアカデミー拠点としてリニューアル中7。 - 施設概要
- 天然芝サッカーピッチ、合宿所、寮、災害時の避難施設 - 昭和レトロの魅力
- 校舎の一部は旧時代のまま残し、段階的に改修予定 - 地域との関わり
- 地元企業・個人の寄付や協賛で運営を支える - 今後の展望
- スポーツ振興と地域交流の新拠点として期待
4. 三朝町の旧校舎活用プロジェクト

陶芸体験や地域活動の拠点へ
- ストーリー
三朝町では、旧三朝東小学校・南小学校の跡地活用を進めており、地域活動や体験型施設としての利活用方針を検討中。 - 今後の展望
- 陶芸体験やアート教室、地域イベントの開催拠点として期待
- 町と住民が協力し、地域資源を未来につなぐプロジェクト
まとめ

鳥取県の廃校リノベーションは、昭和レトロな校舎の魅力を活かしながら、カフェや図書館、体験施設、スポーツ拠点など多彩な形で地域の未来を切り拓いています。
今後も新たな活用事例や地域資源の再発見に注目です。
コメント