鳥取とりっぷの編集長の横田秀就が2024年12月12日に「面白い大人の話を聞く会」に登壇してきました
先日同じ大学の友人から「不登校の子どもたちに面白い大人の話を聞かせる」といった内容のお誘いがありました。彼女が昔立ち上げに関わった学生団体の事業の一環だそうです。
私は不登校の経験はありませんが、就職活動から逃げてレールを外れた身なので、何か話せるような気がして即承諾。トントン拍子で子供達の前で半生を語ることになりました。
どんな内容を話そう?
事前打ち合わせでは友人が代表の方と繋いでくれました。
正直私は意識が低く人に教えを説けるような人間ではないので「正しい生き方」とか「お金の稼ぎ方」とかは他の人に任せて、「気楽に生きていいんだよ」というテーマで講義をしようと決定しました。
講義内容
迎えた12月12日。いざ講義本番です!
当日は以下の4パートに分けて話を進めていきました。
①活動実績
②私の半生
③失敗談たち
④将来の夢について
①活動実績
まずは私の活動実績について。
「自己紹介」
「鳥取とりっぷ」
「SNS運用代行,外部講師,コンサル,webライターなどの仕事」
「陸の孤島キャンプ開催」
「イベント出店」
「蟹取県特派員」
「ラジオや新聞などのメディア出演」
について。
個人的にフォローして欲しかったのと鳥取県の良さを伝えたかっただけなので、このパートは軽めにパパッとお話しました。
②私の半生
続いては今の生き方に至るまでの過程について。このパートでは想いの部分強めで半生を語っていきました。
大学卒業まで特に目的なく何となく生きていたこと。
就職が嫌で気まぐれで休学したこと。
お金稼ぎすることを余儀なくされたこと。
どうやってお金を稼いでいったのか。
軸は時間的自由とストレス感のなさ。
③失敗談たち
経歴と実績ばかり並べても良くないので、失敗の小話をいくつか話しました。ライトなものからヘビーなものまで。
④将来の夢はなくて良い
最後が一番伝えたかったことです。
それは将来の夢に正解はないし、なくても良いということです。
政治家になって世界を変えるんだとか、社会課題を解決するぞとか、子どもたちの未来のためにとかを本気で思っている人はもちろん立派で尊敬しています。それが一番良いとも思っています。
しかしそんな大義がない方が正直ほとんどです。なのに社会は将来の夢を強制的に考えさせられて、夢がない人が劣等感を感じやすい環境、無理やり夢を作らされる環境になっています。うわぁですね。
このパートでは将来の夢を考えることで今が疎かになる、人生が短くなるなどのデメリット、未来のために今を捨てることの悲しさを話しました。
偏った内容だったかもしれませんが、将来の夢が特にない方たちには「これでもいいんだぁ」と少しでも安心させることができたのではないかと思います。
講義を終えてみて
講義を終えて見て感じたことは、思ったより子どもたちから質問が飛んできたこと。あと一人一人感想を言ってくれてとてもありがたかったこと。感想のおかげで心底やって良かったなぁと思いました。と同時に、子どもたちだけでなく講師のことも考えられているプログラム設計に感心(拍手)
あと感じたことは、思ったより将来の夢がはっきりしている子が多かったこと。その方にはその道を突っ走って欲しいです💪
【出た質問たち】
・「1人で生きていけるようになりたい」ってなんで思ったんですか?
・大学卒業したら、何して仕事をするんですか?
・セルフカットどうやってやるんですか?
・snsの仕事はどうして続けられているんですか?
・生活で1番お金をかける場所はどこですか?食事や、ファッションなど
・妹さんがナレーションをしてたと思うんですが、一緒に活動しているんですか?
・鳥取の一番のおすすめはどこですか?
10数名おられたんですが多種多様な質問がたくさん飛んできました。みなさん元気な方で助かりました。話している途中は、途中で人の顔が見えなくなってしまって反応が見られず不安だったのですが、好評だったようでとても安心しました。
私自身も普段こんな思いをアウトプットする機会は少ないので非常に貴重な経験になりました。自分らしい講義ができて個人的には満足です。
コメント